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ドラゴンボール関連(主に悟空とチチ)についての叫び。
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細い腕が首に巻き付く。チチの熱を持った頬が唇が首筋に押しつけられる。
自分の体も熱くなってきているのがわかる。
空腹だったのに拘らず悟空の体はチチを欲し始めていた。
ゆるゆるとチチの背中に手をまわす。
今までこんなにまで積極的なチチは見たことは無かったな…と
チチからの激しい口付けを受け止めながらぼんやりと思う。
これが薬の効果なのかと悟空は思考力の失いかけた頭で納得する。

完全には暗くなっていない部屋はいつも二人で過ごす雰囲気とは異なっていた。
薄暗い光に浮かび上がるチチの高揚した表情はなんだか懐かしいような初めてみるような
不思議な気分にさせる。

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えーっと、久しぶりの更新です。
本当にお待たせしまして。

でもって、まだまだ序の口コースですみません。
やっと展開を決めたとこです。どこまでここで書けるのか?
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悟空とチチがパオズ山に戻ってきた頃には、あたりはすっかり
薄暗くなっていた。
昼間は暑いこの季節でも、夜になるとめっきりと寒くなる。
いつも暖かな家の中も、出かけていたこともあり少し肌寒く感じられた。

まだ気を失っているチチをベットに寝かすと、悟空はどうしたものかと首を捻らせた。
チチの体温は、いつもよりもずっと高いままだった。
このまま眠らせたままが良いのか、起こした方が良いのか・・・?
戻るまでの間にずっと考えていたことだったが、答えはでないまま家についてしまったのだ。
(空腹のため考えることに集中できなくなっていたというのも原因ではあったのだが・・・)

空腹だったことを思い出し、まずは腹を満たそうと部屋を出ていこうとした時
小さな力が悟空の道着を捕らえた。

「あれ・・・?」
チチの手が悟空の道着を掴んでいたのだ。
薄暗い部屋の中でも、チチの黒い瞳が潤んでいるのが
よくわかった。頬もまだ赤いようだ。
「えっと・・・目、覚ましたのか?」
潤んだ瞳から、またもや涙が溢れ出しそうだった。そんなチチを見てなんだか落ち着かなくなった悟空は
見ればわかるような質問をしてしまう。
「悟空さっ・・・・・・」
チチは悟空の名を呼びながら、ゆっくりと起き上がった。
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とんでもないところからお話がはじまりました。
じっちゃんの所は、後から徐々に載せてきますよ。
そしてちょうどいいところで話がきれました。
えへへへ。悟チチサイトですからね。お忘れなく。

悟飯とピッコロがカメハウスから離れて行くのを感じながら悟空はチチに意識を向ける。
「チチ・・・」
もう大丈夫だというように、悟空の口から、低く呟く声がもれる。

いつになく真剣な悟空の声、そしてしっかりとチチを抱き止める構図に周りが照れてしまうような状況だが
そんなことを言っている状況ではなかった。
気を失うまいとしがみつくチチの指先からは血が流れ、悟空の背中は鮮血で染まっていたのだ。

その異様な状況に誰も動くことも、声を出すことも出来ずにいた。

「チチ、わりぃ・・」と一言呟くと、悟空はスッと手を動かした。
悟空の背中側でこの動作を見ていた皆には動かしたというよりも、
ただ彼女の背中を撫でたようにしか見えなかった。

「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!」
チチの声にならない声が響く。

ビクンッと全身が痙攣したように動いた後、
そのままチチは意識を失ってしまった。

皆の驚きをよそに、崩れ落ちるチチを抱えなおしゆっくりとチチを床に寝かせる悟空。

「ちょ・・、ちょっと何したのよ?」
「オラ、何もしてねぇよ。ただ、背中を触っただけだ・・・。それよりも・・」
悟空はチチの手を取り指先の傷を見た。

「待ってろ、悟空。俺、薬持ってくる!!!」
クリリンは救急箱を取りに走っていった。

「孫君、何もしてないって・・・?普通、触っただけで気絶はしないでしょ?」

「あぁ、普通は・・・な・・・。」
悟空はチチの首筋や頬に手を当て呟いた。

「それって・・・どういう意味よ・・・。」

これだけの血を流したのならば、真っ青な顔をして倒れていてもおかしくないのだが、
チチは倒れた今もまだ、頬が薄っすらと蒸気していた。

「じっちゃん…、何があったんだ?」

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更新の日にちが空いてしまってすみません。
書いてる私はとても楽しいんですけど、楽しんでもらえてるんですかね?
悟空とチチの絡みは、やっぱり書いていて楽しすぎっ!!!!!!
今後の展開を書いて、皆にがっかりさせないかとそれが心配ではあります。

って、いいんかなぁ・・・次の展開は本当に書いて・・・。

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「お母さんが!」
悟飯の必死の訴えに耳を傾けながらチチに目をやる。

「・・・・・」
微動だにしないチチ。顔は先ほどと同様に厳しい顔つきだ。
けれどもその瞳からはポロリと涙が流れていた。

あまりの一瞬の出来事に、皆、何が起きたのかわからなかった。
先ほどまで、誰も近寄れなかったはずの彼女が目の前にいるのである。
しかも彼女の夫に抱きついて・・というよりも、首にすがり付いてるという状態で。

首から伝わる彼女の熱。
「チチ・・・?」
どうしたのかと問う前に、悟空はチチの体温が異常に高くなってることに気がついた。
「ご・・ごくぅ・・・」
最後まで声にならない声。耳に入ってきたチチの声に、抱きとめようと回した手の動きが止まる。
ぞわりと背中があわ立つのを感じる。
「おめぇ・・・」
ゆっくりとチチを抱きとめながら、悟空の顔が真剣な顔つきに変わる。

「悟飯、しばらくここから離れるんだ。ピッコロと修行してこい。おらはこれから母さんを連れてパオズ山に帰る。」
「え?でも・・」
「母さんのことは、おらに任せとけ。大丈夫だって。」
「お父さん・・・・」
「な?」
振り返った悟空の視線と真っ直ぐに交わされる目線。

「明日の朝、迎えに来る。じっちゃん、悪いけど、悟飯を今夜泊めてやってくれねぇか?」
「そりゃ構わないが・・・」

・・・お父さんは嘘をつかない。きっと明日の朝には全てが元通りなんだ・・・。
漠然とした希望が悟飯の胸に浮かぶ。

「わかりました!」
悟飯は元気よく返事をし、ちらりとチチの方を見てから戸口に向かう。
「ピッコロ・・・」
「孫・・、わかってる。」

「サンキュー・・・!」
悟空の顔に笑顔がこぼれる。

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後からめちゃめちゃ修正いれるかもしれません。
悟空帰宅からは、悟空を動かすか?チチを動かすか?
悟飯を外にいかせてからチチを動かすか?
めちゃめちゃ迷いました。

文章、難しい・・。絵なら1コマとかで表せる雰囲気や表情、状態が
文章だとくどくなる気がして困るなー。

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亀仙人は体をゆっくりと起こし、腹部を押さえながら立ち上がった。
「アイタタタ、油断したわい」

「いったい何があったんですか!?」

「いや…それが…な…」
チラリとチチの方へ視線を投げ言葉に詰まる。

チチの覇気というか怒気は凄まじかった。
悟飯登場により更には力を増しているようにも見える。
悟飯でさえ、気迫に押されそれ以上は近寄ることもできなかった。
強さの上では悟飯はチチをとうに超えているにもかかわらず…である。

「ご、悟飯でもなだめるのは無理じゃったか…?」
悟飯の登場により、一層上がってしまったチチの覇気を目の前にして亀仙人は力なげに呟いた。

悟飯の後に入って来た面々も、その情景に言葉を失う。
「や、やだ!?チチさん、ちょっと…ど、どうしちゃったのよ?」
部屋の奥で構えるチチの姿にブルマは叫ばずにはいられないとばかりに声をあげた。
ブルマの姿に、すがりつくような目をしたチチだったが、それはほんの一瞬でしか無かった。
ほんの数秒が1時間にも感じられる重い沈黙が流れていた。
「あれ?みんな…どうしたんだ?」
その場にそぐわない声が響く。
「悟空!!」
「お、お父さんっ!ピッコロさんも…!」
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この続きは今夜かな?
うーん、携帯小説になってきたよ。



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