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ドラゴンボール関連(主に悟空とチチ)についての叫び。
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悟飯とピッコロがカメハウスから離れて行くのを感じながら悟空はチチに意識を向ける。
「チチ・・・」
もう大丈夫だというように、悟空の口から、低く呟く声がもれる。

いつになく真剣な悟空の声、そしてしっかりとチチを抱き止める構図に周りが照れてしまうような状況だが
そんなことを言っている状況ではなかった。
気を失うまいとしがみつくチチの指先からは血が流れ、悟空の背中は鮮血で染まっていたのだ。

その異様な状況に誰も動くことも、声を出すことも出来ずにいた。

「チチ、わりぃ・・」と一言呟くと、悟空はスッと手を動かした。
悟空の背中側でこの動作を見ていた皆には動かしたというよりも、
ただ彼女の背中を撫でたようにしか見えなかった。

「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!」
チチの声にならない声が響く。

ビクンッと全身が痙攣したように動いた後、
そのままチチは意識を失ってしまった。

皆の驚きをよそに、崩れ落ちるチチを抱えなおしゆっくりとチチを床に寝かせる悟空。

「ちょ・・、ちょっと何したのよ?」
「オラ、何もしてねぇよ。ただ、背中を触っただけだ・・・。それよりも・・」
悟空はチチの手を取り指先の傷を見た。

「待ってろ、悟空。俺、薬持ってくる!!!」
クリリンは救急箱を取りに走っていった。

「孫君、何もしてないって・・・?普通、触っただけで気絶はしないでしょ?」

「あぁ、普通は・・・な・・・。」
悟空はチチの首筋や頬に手を当て呟いた。

「それって・・・どういう意味よ・・・。」

これだけの血を流したのならば、真っ青な顔をして倒れていてもおかしくないのだが、
チチは倒れた今もまだ、頬が薄っすらと蒸気していた。

「じっちゃん…、何があったんだ?」

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更新の日にちが空いてしまってすみません。
書いてる私はとても楽しいんですけど、楽しんでもらえてるんですかね?
悟空とチチの絡みは、やっぱり書いていて楽しすぎっ!!!!!!
今後の展開を書いて、皆にがっかりさせないかとそれが心配ではあります。

って、いいんかなぁ・・・次の展開は本当に書いて・・・。

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